ヴェルディ『ナブッコ』

ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の2025/2026年シーズンのオペラ・サブスクリプションは、ヴェルディの大ヒット作《ナブッコ》で幕を開けます。聖書を題材にしたこの4幕の作品は、作曲家ヴェルディにとって初の真の成功作であり、今回の公演では優れたイタリア人指揮者アンドレア・バッティストーニがタクトを取ります。主役は国際色豊かな顔ぶれで、モンゴル出身のバリトン、アマルトゥブシン・エンクバット（ナブッコ）、ウルグアイ出身のソプラノ、マリア・ホセ・シリ（アビガイッレ）、そしてイタリア出身のバス、エフゲニー・スタヴィンスキー（ザッカリア）が出演します。この演奏会形式の公演は、ハンガリーのオペラ界を代表する名歌手たちによってさらに彩られます。ハンガリー国立合唱団（合唱指揮：チョバ・ショモシュ）も重要な役割を担います。

プログラムとキャスト

イタリア語上演、4幕構成、1回の休憩を含むコンサート形式のオペラ

指揮： アンドレア・バッティストーニ

キャスト：
ナブッコ：アマルトゥブシン・エンクバット
アビガイッレ：マリア・ホセ・シリ
ザッカリア：エフゲニー・スタヴィンスキー
フェネーナ（ナブッコの娘）：シルヴィア・ヴェレシュ
イスマエーレ：イシュトヴァーン・ホルヴァート
アンナ（ザッカリアの姉）：アーグネシュ・サライ
アブダッロ（バビロニア王の将校）：ドナート・ヴァルガ
バアルの大祭司：イシュトヴァーン・ガーシュパール

出演：
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ハンガリー国立合唱団（合唱指揮：チョバ・ショモシュ）